同じ照明でも、見え方は変わる
色温度を知ると、光の選び方がわかりやすくなる
今回は、照明を選ぶうえで大切な「光の色」と「色温度」についてご紹介します。
同じ照明でも、電球の色が変わるだけで、空間の印象は大きく変わります。
あたたかみのある光にすると、空間全体がやわらかく見え、落ち着いた雰囲気が生まれます。
白っぽい光にすると、すっきりと明るく、はっきりとした印象になります。
この光の色を選ぶときに目安になるのが、「色温度」です。
色温度を知っておくと、なんとなくの好みだけでなく、空間に合う電球を選びやすくなります。

■ 1. 色温度とは
色温度とは、光の色味を表す数値のことです。
単位は「K」と書いて、ケルビンと読みます。
数値が低いほど、オレンジがかったあたたかい光になります。
数値が高いほど、白っぽく、さらに高くなると青みを感じる光になります。
たとえば、電球色と呼ばれるあたたかい光は、一般的に2700K〜3000K前後。
温白色は3500K前後。
昼白色は5000K前後。
昼光色は6000K以上が目安です。
同じ明るさの電球でも、色温度が変わるだけで、空間の見え方や過ごしやすさは大きく変わります。
■ 2. 電球色は、空間をやわらかく見せる
電球色は、2700K〜3000K前後のあたたかみのある光です。
少し黄みを帯びた光で、空間に落ち着きや安心感を与えてくれます。
リビングやダイニング、寝室のように、ゆっくり過ごしたい場所に向いています。
食事をする時間。
ソファでくつろぐ時間。
眠る前に少し照明を落として過ごす時間。
そうした場面では、白く強い光よりも、電球色のようなあたたかい光の方が心地よく感じられることがあります。
真鍮や木、白磁のような素材とも相性がよく、素材のあたたかみを自然に引き出してくれます。
CTSH LIGHT.では、照明の表情を美しく見せる光として、電球色をおすすめしています。
■ 3. 温白色は、あたたかさと見やすさの中間
温白色は、3500K前後の光です。
電球色ほどオレンジが強すぎず、昼白色ほど白すぎない、ちょうど中間のような色味です。
落ち着きも欲しいけれど、ある程度の見やすさも大切にしたい。
そんな場所には、温白色が合う場合があります。
たとえば、キッチンや洗面、ワークスペースの一部など。
作業性を確保しながら、空間を冷たく見せすぎたくない場所に向いています。
住まい全体をあたたかい雰囲気でまとめたいけれど、手元の見やすさも気になる。
そんなときは、温白色も選択肢のひとつになります。

■ 4. 昼白色は、すっきり明るく見せる
昼白色は、5000K前後の白っぽい光です。
空間をすっきり明るく見せ、物の色や細かな部分を確認しやすいのが特徴です。
キッチン、洗面、作業スペース、身支度をする場所などには、昼白色が使いやすい場合があります。
ただし、リビングや寝室のようにくつろぎを大切にしたい場所では、少し明るく、緊張感のある印象になることもあります。
作業をする場所には見やすさを。
くつろぐ場所には落ち着きを。
このように、場所ごとに色温度を考えることが大切です。

■ 5. 場所によって、合う色温度は変わります
色温度は、部屋ごとに考えるのがおすすめです。
リビングでは、2700K〜3000K前後の電球色で、くつろぎやすい雰囲気に。
ダイニングでは、料理がおいしく見え、食卓をやわらかく包む電球色に。
寝室では、眠る前の時間を邪魔しにくい、低めの色温度に。
キッチンでは、手元の見やすさを重視して、温白色や昼白色を検討する。
洗面では、身支度のしやすさを考えて、自然に見える光を選ぶ。
このように、同じ住まいの中でも、場所によって合う光は少しずつ違います。
照明を選ぶときは、器具の形や素材だけでなく、その場所でどんな行動をするのかまで考えると、より暮らしに合った光を選びやすくなります。
■ 6. 素材の見え方も、色温度で変わる
色温度は、照明器具そのものの見え方にも影響します。
真鍮は、電球色のようなあたたかい光を受けることで、より深みのあるやわらかな表情になります。
白磁は、光を受け止めて、やさしく空間へ広げてくれます。
クロムは、周囲の光を映しこみ、すっきりとした反射を見せます。
黒い金属は、光とのコントラストによって、輪郭がより引き締まって見えます。
同じ照明でも、2700Kで灯すのか、5000Kで灯すのかによって、素材の印象は変わります。
明るさだけでなく、素材がどう見えるか。
空間の色とどう馴染むか。
家具や壁、床とどう響き合うか。
そこまで考えると、照明選びはより楽しくなります。
■ 7. まずは付属のLED電球で、空間との相性を見る
CTSH LIGHT.では、ご購入時にLED電球を付属しています。
まずは付属の電球で、実際の空間に灯したときの雰囲気をご確認ください。
写真で見る印象と、実際の住まいで灯した印象は少し異なることがあります。
壁の色、床材、天井の高さ、家具の素材、窓から入る自然光。
そうした要素によって、同じ色温度の電球でも見え方は変わります。
まずは付属の光で空間との相性を確認し、その後、お好みに合わせて電球を変えてみるのもおすすめです。
もう少し落ち着いた雰囲気にしたい。
少し明るさを足したい。
作業しやすい光にしたい。
夜の時間をもっとやわらかく見せたい。
そんなふうに、電球を変えることで、照明の楽しみ方は広がります。
■ 8. 色温度は、暮らしの気分を整える
照明は、空間を明るくするためだけのものではありません。
朝に感じたいすっきりとした明るさ。
夕方から夜にかけての落ち着いた光。
食事の時間をやわらかく包む灯り。
眠る前に気持ちを整える、少し控えめな光。
色温度が変わるだけで、その場所での過ごし方は少し変わります。
ほんの少しあたたかい光にするだけで、空間がやわらかく見える。
白っぽい光にするだけで、作業がしやすくなる。
その小さな違いが、毎日の心地よさにつながります。
■ CTSH LIGHT.が考える、光の色の選び方
CTSH LIGHT.では、あたたかみのある電球色をおすすめしています。
金属の陰影。
真鍮のやわらかな艶。
白磁を通した穏やかな明るさ。
壁や天井に広がる光の余韻。
そうした素材と光の表情を楽しむには、2700K〜3000K前後の落ち着いた暖色の光がよく合います。
もちろん、場所によっては温白色や昼白色が合うこともあります。
大切なのは、用途と雰囲気のバランスです。
作業する場所には、見やすさを。
くつろぐ場所には、やわらかさを。
空間を整えたい場所には、素材が美しく見える光を。
照明の形や素材と同じように、色温度にも目を向けてみてください。
それだけで、空間の質は大きく変わります。
■ ここがポイント!
色温度とは:
光の色味を表す数値で、単位はK・ケルビンです。数値が低いほどあたたかく、数値が高いほど白っぽい光になります。
電球色の目安:
2700K〜3000K前後。リビング、ダイニング、寝室など、落ち着いて過ごしたい場所におすすめです。
温白色・昼白色の目安:
温白色は3500K前後、昼白色は5000K前後。キッチン、洗面、作業スペースなど、見やすさが必要な場所に向いています。
CTSH LIGHT.の楽しみ:
色温度を変えることで、同じ照明でも素材の見え方や空間の印象が変わります。まずは付属のLED電球で雰囲気を確認し、その後、お好みに合わせて光の色を楽しんでみてください。
CTSHからのオススメ
CTSHでは真鍮素材との親和性から電球色のLED電球を付属・販売しております。
作業場所等では輪郭がはっきりする昼白色がお勧めです。
使用されるシーンによっては昼白色の電球をお買い求めください。





