照明計画の基本|明るさ・暗さ・光のバランスで心地よい空間をつくる方法

照明計画の基本|明るさ・暗さ・光のバランスで心地よい空間をつくる方法

照明計画の基本|明るさ・暗さ・光のバランスで心地よい空間をつくる方法

 照明を選ぶとき、ついつい「どれくらい明るいか」を基準にしていませんか? しかし、CTSHが提案したいのは、その逆。「どこを暗く保ち、どこに光を落とすか」というテクニックです。 これを知るだけで、あなたのお部屋は「ただの居室」から「心安らぐ聖域」へと変わります。

「一室多灯」というリズム

天井の真ん中から一灯で部屋全体を照らすのは、効率的ですが、空間の表情を殺してしまいます。

  • テクニック: 必要な場所に、必要な分だけ灯りを置く。 ダイニングにはペンダント、ソファ横にはブラケット、そして棚の上には小さなスポット。複数の光を点在させることで、空間に「明暗のリズム」が生まれ、奥行きが劇的に深まります。

「バウンド・ライティング」で壁を主役にする 光を直接目に届けるのではなく、一度「壁」や「天井」にぶつける手法です。

  • テクニック:シェードをあえて壁に向け、反射した「間接光」で部屋を照らします。 壁面の素材感(塗り壁の凹凸や木目)が強調され、光源が直接目に入らないため、夜の時間が驚くほど穏やかになります。

CUBE 真鍮ブラケット

 

「光の重心」を低く下げる

ホテルのラウンジや高級なバーが落ち着くのは、光の位置が低いからです。

  • テクニック: 天井のダウンライトは消し、腰より低い位置にある灯りだけで過ごしてみてください。 重心を下げることで、人の副交感神経が優位になり、自然とリラックスモードに切り替わります。ペンダント・ブラケットを低い位置に設置する、あるいは床置きの植物を照らす。これだけで、一日の疲れの取れ方が変わります。

Ljusリュース 真鍮槌目 E17

 

ここがポイント!

  • 「影」を恐れない: 隅々まで明るい部屋には、情緒は宿りません。大切なのは、大切なものだけを照らし、あとは影の中に沈める勇気。その影こそが、美しいトータルバランスを生みます。

 

あなたの「夜」を書き換える

スイッチを入れた瞬間、空間の輪郭が変わり、自分の呼吸が深くなる。 私たちが目指すのは、そんな「体験としての光」です。今夜、リビングの大きな照明を消して、一灯の照明から始めてみませんか。

 

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